新潟県上越市で製作された防災マップについてのニュースです。

上越市清里区の「防災士の会」は、区内の防災安全マップを製作した。イラストや写真を使い、集落単位で避難所や危険箇所を地図に見やすくまとめた。１５日に町内会を通じて全約８５０世帯に配布を始め、住民の防災意識を高める。マップはＡ３判。区内の２７集落を１９のエリアに分け、それぞれに対応した１９種類からなる。塀の倒壊や道路の段差など被災時に危険が想定される箇所を図示。市の地域活動支援事業の補助金５０万円を製作費に活用した。

　各世帯には、それぞれが属するエリアのマップを配る。同会の宮沢一也代表（６８）は「マップを見るだけでなく、各家庭で避難経路を確認して自分の身を守ることを考えてほしい」と話している。